Japan Craft Book『神迎え』の製本を担当した新島 龍彦が
代官山のヒルサイドテラスにて、個展を開催いたします。
ぜひ、足をお運びくださいませ。

個展詳細
展示期間:2026年10月2日(金)〜4日(日) 12:00-18:00 入場無料
※内覧会10/1(木)18:00-20:00(どなたでもご参加いただけます)
会場:ヒルサイドテラス エキシビションルーム
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟
Map: https://maps.app.goo.gl/gbQLyJBJBifvTC8s9
個展概要
造本家・新島龍彦による物語の無い本と箱の展示販売会。
日々の記録のようにして制作した「空」と題する百種のグラデーションを用いて、
自らの感性の赴くままに制作した本と箱を展示します。
形のない物語を形ある紙に宿すことで本になる。
篠原紙工という製本会社に勤めながら、個人の造本家としても様々な人の想いや物語を形にする仕事を続けてきました。
しかし今回の個展では、コンセプトや物語といった、これまでの制作において軸としてきたものを手放し、『百の空』と題した、単純で純粋に自分自身が美しいと感じ、生活の中に置きたいと思える箱とノートのシリーズを中心に構成しています。
それらに加え、過去に造本家として制作に携わってきた作品、自身の造本の見方を体系的にまとめた自著『造本を俯瞰する① 綴じと表装』の展示を通し、造本家としての『これまで』と『これから』を映す内容となっています。
本展が、美しいという感性を分かち合い、本が持つ魅力に想いを馳せる機会となることを祈っています。
新島龍彦
展示予定作品
1. 百の空
本展の主軸となる、2026年2月15日からの100日間、生活の中で目にした物や心象を色に置き換え、1日1点ずつ制作したグラデーションシリーズ『空』。境目のない色のゆらぎと、工業的な機械を用いることで紙に生まれる直線と面。その二つを掛け合わせ、ふと目を留めて眺めてしまうような、なんでもない美しさを求めて制作した箱とノートの展示販売を行います。
2. 造本を俯瞰する
多様な製本技術を自身の経験をもとに体系的に書き記した、自著『造本を俯瞰する①|綴じと表装』。本の中で紹介した6種の綴じと7種の表装(表紙の付け方)で、その本自体を再製本することで、造本の構造を実際に体感できる展示を試みます。
3. 過去の造本作品
『MOTION SILHOUETTE』著:梶原恵 新島龍彦 2013
『8Books & 8Boxes+1 山口信博と新島龍彦による8冊+1冊の本と箱』企画:山口信博 2018
『石原弦詩集 石・聲』著:石原弦 発行:あさやけ出版 2020
『神迎え 隠岐島・焼火神社』発行: Japan Craft Book プロジェクト2022
『はじまりの風 五十嵐威暢のことばのいぶき』編:新島龍彦 三橋光太郎 坂井佑有 2024
新島龍彦 プロフィール
造本家/ 有限会社篠原紙工勤務
1991 年生まれ。2014 年有限会社篠原紙工入社。 物語を紙に宿して形作ることを造本と捉え、量産の現場に身を置き、工業と手加工の技法を混ぜ合わせた構造設計・作品制作を得意としている。制作に軸を置きながら、デザイン・出版・WSなどの活動を通し、新しい本の在り方・魅力の探究を続けている。